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1. 避難行動訓練で講評を行いました。

投稿日時: 04/13 森山諭志

  

 皆さんこんにちは。

 本日の避難訓練お疲れさまでした。


 正確に調べたわけではないのですが、日本全国の学校で今日、避難訓練を行っている学校はあんまりないと思うんです。高萩清松高校の令和6年度最初の学校行事、1年次生、2年次生、3年次生が全員集まって行うのが避難訓練なんです。私はこのことには大変重要な意味があると思っています。


 おととい、図書室を見に行きました。本当にステキな図書室なのでみんなも行って欲しいのですが。図書室の廊下の壁に、去年の七夕でみんなが作った短冊、願い事が飾ってありました。ひとり一人の願い事を読んで、こういう感性を大切にできるのっていいなあ、って思いながら見ていました。


 もし、先生が高萩清松高校の校長として、何か1つだけ願いが叶うとしたら、「みんなの命を守ること、先生方の命を守ること」です。学校はみんなの大切な命を預かる場所であり、そして先生方の命も預かる場所であり、みんなに生きていく力を身につけてもらう場所です。


 首都直下型地震が30 年以内に起こる確率は70%以上だそうです。

 30年以内っていうのは、2054年4月10日かもしれませんし、2024年4月10日かもしれません。その時に、みんながどこにいても自分の命を守ってください。

 ここにいる誰一人が欠けてもだめです。命を大切にしてください。


 言霊という言葉をきいたことありますか。「言葉に宿る力」のことです。

 何気なく言っている言葉でも、言った瞬間に言葉は力を持ち、影響力を持つというものです。良い言葉は良い結果をもたらすというのも言霊の力の一部だと言われています。


 「気をつけてね」という言葉があります。

 実際に出掛けに「気をつけてね」と言われた人は、交通事故の確率が減るという統計もあるぐらいです。

 これは、無意識のうちにその言葉が心に残り、無意識に「気をつける」からではないか?と考えられています。

 皆さん、今日の帰りも、気をつけてね。